長期優良住宅と性能表示につてい5

長期優良住宅(性能表示)断熱性能

平成12年より始まった制度のなかで今までで内容が一番変わってきている項目が断熱性能です。

現在は断熱等性能が等級1から等級4までと
一次エネルギー消費量の等級1、4、5です。

屋根(天井)や外壁、床の断熱性に加え、外周部の窓やドアの断熱性能と夏場の日射侵入の対策と
一部劣化対策と重なりますが、結露の発生防止対策を検討するのが断熱等性能等級です。

一次エネルギー消費量等級は、住宅で使用する電気、灯油、都市ガスなどの二次エネルギーを
石油、石炭、天然ガスなどの一次エネルギーに換算してどれくらい消費したかを検討し、併せて結露の発生防止対策を行います。

断熱等性能一次エネルギー消費量等級ともに日本を1~8の地域に分けて検討します。

1、2地域: 北海道
3地域  : 北東北
4地域  : 東北、北関東など
5、6地域: 関東、東海、近畿、中国、北九州など
7地域  : 南九州など
8地域  : 沖縄など

長期優良住宅については断熱等性能の等級4の要件を満たす必要があります。