長期優良住宅と住宅性能表示について6

長期優良住宅(性能表示)維持管理

等級は1から3までありますが、長期優良住宅の場合は、
劣化の軽減対策等級と同様に等級3の要件を満たす必要があります。

維持管理とは住宅の排水管・給水管・給湯管・ガス管(ガス管については長期優良住宅の要件から外れています)
の点検・清掃・補修についての対策が取られているかを確認します。

マンションなどの集合住宅に関しては専用住戸のに加え、共用部分の対策と排水管の更新の容易性が
図られているかを確認します。

長期優良住宅(専用部分で等級3)は以下の要件を満たしているかを確認します。
・配管をコンクリート内に埋め込まない。(基礎の立ち上がり部分は除く)
・地中埋設管上にコンクリートを打たないこと。
・排水管の内面の凸凹やたわみが無いこと。
・排水管に清掃ができるような配慮があること。
・トイレ、洗面所、風呂、台所の流し台などと配管との接合部が、点検・清掃できるようになっていること。

以上の項目を計画ごとに確認していきます。