旧東海道 神奈川宿付近を歩く

2018年10月30日

この日は朝の京浜急行仲木戸・神奈川新町・神奈川あたりを

少し歩いてみた。

 

京浜急行の仲木戸駅で降りる。

 

 

京浜急行の線路とR15号の間の道を

神奈川新町方面に向かって歩く。

神奈川小学校角に有る「神奈川」

地名の由来の説明板。

 

 

現在地は赤丸の地点。

現在R15沿いが旧東海道。

 

 

このあたり、旧街道の宿場らしく

神社やお寺が多い。

神明宮。

 

能満寺。

 

笠のぎ稲荷神社。

神奈川新町駅。

ここからUターンして神奈川駅方面に向かう。

 

仲木戸駅近くの金蔵院。

 

金蔵院前の道を神奈川方面に向かって撮影。

この道も古くから有るようだけど旧街道ではない。

旧街道はこの道と平行に走るR15号線。

 

神奈川宿の*高札を模したものが造られていた。

実際の高札場はこの場所ではない。

*高札(こうさつ):法度(はっと)、掟書(おきてがき)
、罪人の罪状などを記し人通りの多い所に高くかかげた札。
「スーパー大辞林3.0より」

 

 

成仏寺。

成仏寺の説明板のよれば、

ヘボン式ローマ字を考えたヘボンもここを宿泊所としていたらしい。

 

 

成仏寺の西側に「滝の川」という小さな川が流れている。

土橋という橋で川を渡る。

 

「滝の川」を渡ったところで、

川沿いをR15に向かって進む。

 

写真はR15号線(国道15号線、通称第一京浜)に架かる

現在の「滝ノ橋」。

 

 

滝ノ橋近くの案内板。

案内板によると、滝の川の江戸側と京側にそれぞれ本陣があり

高札場もこの辺にあったと書いてある。

このあたりが「神奈川宿」の中心だったのかもしれない。

 

 

R15号を横浜駅方面に進む、150mほど進むと

右側に宮前商店街のゲートがある道が現れるので

そこを右折するのが東海道の旧道。

 

 

右折箇所から100mほどのところに

洲崎神社の鳥居が右側に現れる。

この鳥居から南に延びる道がR15に接する付近は

江戸時代は海で船着き場となっていたらしい。

南に向かって緩やかに傾斜している。

 

 

洲崎神社の鳥居から200mほど進むと旧東海道の道は

R1号線と合流してJRの線路を青木橋(陸橋)で越える。

旧東海道はこの先台町というちょっとした高台(江戸時代は

海岸沿いの崖だったのかもしれない)に向かう。

青木橋を渡り横浜駅西口方面に向かう道路(横環状1号線)を

すぐに右折。写真の右側の道が旧東海道。

 

 

台町に登る手前にある大網金比羅神社。

 

 

このあたり昔らか続くであろう料亭が有る。

そんな料亭の中でも有名なのが「田中屋」。

坂本龍馬の妻「おりょう」が勝海舟の紹介で働いていたそうだ。

 

 

坂を登りきった付近に関門跡が有る。

関門付近の旧東海道。

 

 

古い石積みの擁壁。

危ない感じだけど、趣はあるね。

 

 

擁壁の少し先から下りの坂道。

 

坂を下りきったところで今日の「神奈川宿付近の散歩」は終わり。

所要時間1時間30分くらい。