住宅の工法別の工事費と、その上昇率(在来、2×4、プレハブ)

今日は、
これから家を建てる方は
参考にしてほしい
工法別工事金額と
その推移についてです。

独立行政法人 住宅金融支援機構が
国土交通省の
「建築着工統計調査報告」(月次データー)を
本に作成した、
持ち家の工法別 1平方メートルあたりの
2010年から2016年の5月までの
工事費予定額の推移(全国平均)によると、

在来工法、ツーバイフォー工法、プレハブ工法
3種類の工法別の金額の推移がわかります。

在来工法:2010年の平均が¥161,000程度が
2016年5月には¥173,600となっています。

ツーバイフォー工法:2010年の平均が¥173,000程度が
2016年5月には¥188,900となっています。

プレハブ工法:2010年の平均が¥216,000程度が
2016年5月には¥241,500となっています。

在来工法は(坪に換算)53.22万円が
(坪に換算):57.39万円となり
1.08倍に上昇

ツーバイフォー工法は(坪に換算):57.19万円が
(坪に換算):62.45万円となり
1.09倍に上昇

プレハブ工法は(坪に換算)71.41万円が
(坪に換算):79.84万円となり
1.12倍に上昇

この統計はあくまで持ち家
統計であり建て売り住宅のような
分譲住宅は「分譲住宅一戸建て」として
別の統計がりますので、純粋に
持ち家住宅の統計です。

元々工事費が高い
プレハブ工法
2010年から2016年の工事予定費の上昇率が
在来工法ツーバイフォー工法
比べてUPしている。

ますます、
プレハブ工法と木造との工事費の差が開いている。

プレハブは徹底した合理化で工場生産を行い
品質の安定した住宅を
より早くたくさん消費者に届けることが
できますが、工場を含めた
大きな組織を維持するのが
大変です。

この先、まだプレハブ工法と木造との
工事費は開いていくのでしょうか?