性能評価の木造の基礎の施工精度

品確法の性能表示の

耐震及び耐風等級2以上

とした場合は、

基準法のみの申請をした建物

と少し鉄筋の配筋が違います。

性能表示の等級2以上の場合

のほうが少し鉄筋量が増えます。

 

鉄筋が増えるということは

変形に対しての対応するための

鉄筋が増えているので

良い事ではあるのですが、

木造住宅の基礎、確認したいカブリ寸法。

鉄筋が増えることで

施工の段階では注意しなければ

いけないところも増えてしまいます。

 

住宅の基礎の現場を見ていると

一番指摘箇所が多いのが

鉄筋のカブリ寸法の不足箇所です。

 

鉄筋のカブリとは鉄筋の端部から

コンクリートの端部までの

寸法のことで、

そのカブリ寸法が少ないと

建物の耐久性に影響します。

 

ですので、

建築基準法の関係でも最小の数値が

決まっています。

 

鉄筋が多くなればいいこともありますが

その分、

現場の施工の精度も求めれれる

ということです。