長期優良住宅と住宅性能表示について4

長期優良住宅(性能表示)建物の劣化の軽減!

建物の劣化軽減に関する項目は等級1から3までありますが、長期優良住宅
等級3の要件を満たす必要があります。

等級3とは通常想定されてる自然条件や維持管理の条件で3世代(おおむね75~90年)まで、
大規模な改修工事が必要となる期間を延ばすための対策が取られているかどうかを想定して決められています。

具体的検討項目は
・外壁や床下天井裏の通気などにより劣化を防止する
・1階外周部のシロアリ対策
・木材の耐久性に関する材種や薬剤の仕様について
・鉄骨造については鋼材の防錆(塗装やメッキ)について
・鉄筋コンクリート造(RC造)のコンクリートの強度とコンクリート内の鉄筋の防錆について

コンクリートの強度とコンクリート内の鉄筋の防錆はRC造のみ検討が必須要件ですが、
鉄骨造も木造も基礎はRC造で造るので、
設計段階での考慮と現場監理の段階でのチェックは重要ですね。